夏の始めの苗場考察

楽しかったよフジロック~。いつもは木曜の前夜祭から前乗りして月曜に帰ってくるヘヴィーフジロッカーなんですけど、今年は金土の二日間です。まず、自分が持ってる仕事の質や量が変わって簡単に遊びで連休取れない立場になった事。あと年々体力の低下が著しく今までと同じ参加の仕方ではもう楽しめないなと感じた事。あと今までのように自分だけの為に生きていい訳ではなくなった事。
(これらは決して何かを諦めないといけないという意味ではなくて、今までよりも工夫をしないといけないなって意味。あと、もちろんガッツリ休んでガッツリ楽しむ人を否定しているわけではないので、そこはあしからずで。。)
 
という風に決めたら今までの「何が何でも3日間キッチリ楽しまねばならぬ、フジロック来ない人は人生損してる」的な盲信的な考えが抜けて、急に俯瞰で見れたのね。ハードとしてのフジロックは毎年そこにあって、誰がどこでどういう参加の仕方をしたって別によくて、だからもしわたしが将来仕事や家庭の事情で参加できなくなってもフジロックはきっとずっと苗場で待っててくれてて、だからそーいう意味でもやっぱりフジロックは自由なんだってことにいまいちど気づいてしまったよ・・!というか、今までそんなことにも気づかなかったなんて・・!!!
 
なので力まず参加した今年のフジロックが楽しいのなんの・・!友達が沢山やってきて、久々に会える人、フジロックでしか会わない人、友達の友達、そーいう人たちと乾杯したり話し込んだり、やっぱり都会と違って時間の制約が無いのはいいなーーー出来る事なら10時間くらい皆で飲み続けてたいよー。あと今年は大所帯での参加だったので時間軸が人それぞれ違って、宿を出る時間も戻る時間も見るものも食べるものも全員全く違う(ちなみにお察しの事と思いますがB型比率がスゲエ笑)ってのもよかったな。現地そっちのけで昼に部屋で手作りパンが焼きあがってて、世界広いなと。楽しみ方が人それぞれな事をつくづく実感しました。
 
とはいうものの苗場に3泊してる訳で準備はそれなりに大変で、ここ近辺の私のスケジュールを皆に話したら「それフジロック来てる場合じゃなくね!?」とつっこまれ(いやほんとにそうなの、よく来れたなって自分でも思う、しかもそれ言ったの既婚者だから信憑性がはんぱない)、だからここまでやってくる道のりは例年以上に長かった・・!今までは自分の事だけ済ませりゃペロッと苗場にやってこれたけど、これからはそうではない。あと、大トリのMUSE終わって片づけてる時に隣のグループの人が「俺らも子作りしないといけないからもう来年は行けないなー笑」とか話してて、そうか、子作りはフジロックに行かない十分な理由になりえるのだな、、と考え込んでしまったよ。わたしもこの先簡単には来れないかもしれないな。でも、今まではフジロック終わったら燃え尽きて完全に夏が終わった気分だったけど、今年の夏はまだ終わってないからちょっと得した気分。